官民学共同の人材育成システムの構築
一般財団法人国際介護協会を通じて官民学共同の人財育成システムの構築と介護環境の改善を目指します。
一般財団法人国際介護協会とは
一般財団法人国際介護協会は介護事業を担う人材の教育・育成を支援し、より良い介護環境を実現することで国際交流の発展に寄与することを目的に設立されました。
高齢化先進国と言われる日本では、人材不足を主な原因に在宅での不充分な介護や老老介護などを余儀なくされる現状が広がっています。
国際介護協会は介護人材の育成に新たなシステムを構築することで、介護環境の改善を目指します。そして日本だけでなく世界に向けて介護に関わるあらゆる情報を発信し、高齢者の健康と福祉の増進に努めます。
一般財団法人国際介護協会
本部:〒810-0041 福岡市中央区大名二丁目9番27号-2-1野村不動産赤坂センタービル
TEL: 092-751-0011
URL:https://www.caregiving.jp/
E-mail:info@caregiving.jp
一般財団法人国際介護協会と中国介護協会(上海海羿文化傳播有限公司)の仕組み
中国からの介護留学生を奨学生として学費・生活費を免除し日本の大学や専門学校に受け入れ、資格取得に専念できる環境を提供します。その中で、学習や介護現場での実践経験を積み、留学生が知識と技術を習得できるよう、日本の自治体や大学・専門学校、商工会や地域の介護施設等にも働きかけています。
今後はアジア全域を対象に広げていき、TSKは一般財団法人国際介護協会と協定を結び、留学中の学生アルバイトの運営を担っています。
※ 奨学金の提供:諸条件を満たす者の中から選考基準に基づき決定(定員枠あり)
留学生の受け入れ条件
- 高校以上の卒業証書を有する者
- 所定の協力校の事前研修を終了し、来日までに日本語能力試験N2(※1)以上の成績を取得した者
- 国際介護協会及び、日本留学受け入れ大学の選抜試験に合格した者
- 本プロジェクト中国側パートナー、上海海羿文化傳播有限公司が定めた日本留学派遣規約(※2)に同意するもの
- 国際介護協会の定める奨学生としての規定(※3)に同意するもの
- 法令及び公序良俗の順守
※1.日本語能力試験は最高レベルのN1からN5まで5つのレベルがあり、N2は読み書き共に日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解できる能力を持つ。
※2.日本留学中の途中離脱者に対する奨学金一定程度の返金措置、かつ本奨学金趣旨に従い卒業後一定期間(3~5年程度)は必ず、中国介護業界において勤務すること。
※3.指定寮への入居及び、介護施設での実習等
留学生支援の内容
留学生は、中国介護協会(上海海羿文化傳播有限公司)において募集され、厳しい審査を得て日本へ留学します。一般財団法人国際介護協会では、留学生の生活や資格取得に関するサポートを行い就職支援を行います。これらのサポート支援を受けた留学生は、勉強や現場実習に励み、学士号や介護資格の取得を目指します。
※資格:国家資格以外の介護に関する資格を含む。

奨学生の募集から留学まで
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1.募集
中国介護協会(上海海羿文化傳播有限公司)が募集活動を行う
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2.選抜・研修
選抜された学生は中国国内の協力校で事前研修(6ヶ月~1年の日本語教育を含む)を受講
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3.審査
選考試験(大学・専門学校入試・日本語能力試験N2取得)を受け、合格者に限り奨学金受給と日本留学を許可します。
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4.受け入れ
大学・専門学校の入学が決定した学生の留学手続きを行います。
協力企業・協力校・支援校(2018年7月現在)
- 【中国】
- ・上海開顔金融服務有限公司・聖徳瑞安基因測序技術(上海)有限公司・CCTV中国大能手・緑地控股集団股份有限公司・369養老産業集団・親和源集団有限公司、他
- 【日本】
- ・江戸川学園おおたかの森専門学校・江戸川大学・広島国際大学・福岡介護福祉専門学校、他